競技者育成プログラムに基づく高校生対象の有望競技者発掘育成合宿【12月】③

16日午前は、午前18km(B1 6km×2を含む)でした。日頃より選手たち自校で指導されていることや選手自身が課題としていることを共有しました。これらをB1トレーニングの中で表現できるように、具体的に何をしていくのかを確認して乗艇しました。午後には、腕漕ぎ、上体漕ぎ、1/4スライド漕ぎをエルゴを使用して再確認してからのB1 90minの乗艇をしました。

17日の午前は3kmTT(SR free)でした。B1トレーニングの中で得られた「艇を滑らせる」ことをレースペースでしっかり表現できるかが大きなポイントでした。午後からは、午前のレースペースにおいて、できたことできなかったことを再確認しました。また、腕、上体、1/4スライドもハイレートで行うことや、オールをクラッチに確実に乗せてフォワードを行うためのドリルも含めたB1 70分を行いました。

18日の午前は合宿最後のモーションになりました。それぞれの課題を担当の指導者と再確認をして、B2トレーニングを中心に15km行いました。

6日間のトレーニングはコンディションにも恵まれて、10モーション連続で行うことができました。選手たちは、手の豆も潰れ疲労もピークを超えてきていましたが、それ以上に多く得られるもが多かったことでしょう。全国トップレベルの選手たち同士の交流によって、「もっと強くなりたい。もっと速くなりたい」という気持ちをそれぞれが感じていました。合宿は終了しましたが、ここからがそれぞれの日本代表に向けての始まりでもあります。次回、会える時までに大きな成長を期待しています。

競技者育成プログラムに基づく高校生対象の有望競技者発掘育成合宿【12月】②

12/13から、熊本県菊池にて、合宿がスタートしました。

13日は昼からは、合宿の趣旨や目的を共有した後、乗艇トレーニングを行いました。小雨の降る中12kmを、コースの確認、艇のセッティングを確認しました。

14日は、午前18km(B1 6km×2を含む)、午後はノーフェザーを中心とした90minの乗艇トレーニングを、行いました。時折強い風が吹き、気温上がらない中でのトレーニングでしたが、選手は集中し、グリップ、シート、ストレッチャーの艇と接しいている3つの部分からの情報を繊細に感じとりながら、考えストロークを重ねます。

そして、本日15日は午前中にB2トレーニング(6km×2)の計測を行いました。この結果から、男女20人ずつを、それぞれ4つのグループ(1グループ5人)に分けて、指導担当の高体連強化委員がそれぞれついて、午後のトレーニング(70min)に臨みました。トレーニングの前後で強化委員からのレクチャーが入ります。

参加選手には普段、各校各チームで指導されていることや、自身の課題と感じていることを、各グループの指導担当と共有して、明日からのトレーニングに活かしていきます。

合宿も折り返しとなりました。今回も、地元の方々はじめ、多くの支援の元合宿が行えております。寒い中ですが、体調に気をつけながら頑張ります。