16日午前は、午前18km(B1 6km×2を含む)でした。日頃より選手たち自校で指導されていることや選手自身が課題としていることを共有しました。これらをB1トレーニングの中で表現できるように、具体的に何をしていくのかを確認して乗艇しました。午後には、腕漕ぎ、上体漕ぎ、1/4スライド漕ぎをエルゴを使用して再確認してからのB1 90minの乗艇をしました。
17日の午前は3kmTT(SR free)でした。B1トレーニングの中で得られた「艇を滑らせる」ことをレースペースでしっかり表現できるかが大きなポイントでした。午後からは、午前のレースペースにおいて、できたことできなかったことを再確認しました。また、腕、上体、1/4スライドもハイレートで行うことや、オールをクラッチに確実に乗せてフォワードを行うためのドリルも含めたB1 70分を行いました。
18日の午前は合宿最後のモーションになりました。それぞれの課題を担当の指導者と再確認をして、B2トレーニングを中心に15km行いました。
6日間のトレーニングはコンディションにも恵まれて、10モーション連続で行うことができました。選手たちは、手の豆も潰れ疲労もピークを超えてきていましたが、それ以上に多く得られるもが多かったことでしょう。全国トップレベルの選手たち同士の交流によって、「もっと強くなりたい。もっと速くなりたい」という気持ちをそれぞれが感じていました。合宿は終了しましたが、ここからがそれぞれの日本代表に向けての始まりでもあります。次回、会える時までに大きな成長を期待しています。