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12月競技者育成プログラムに基づく高校生対象の有望競技者発掘育成合宿③

12/24(日) 合宿3日目

合宿としては折り返しの3日目です。選手は手をボロボロにしながら頑張る中、午前モーションの終わりにチョープロさんはじめ、地元の方から豚汁を振る舞っていただき、選手たちは大喜びでした。

午前モーションではB2トレーニング(6km×2sets)をこの合宿で初めて行い、タイム計測も実施しました。これまでのB1トレーニングでは、SR17でバランスのコントロールなど苦戦する選手もいました。B2トレーニング(SR19-20)となると、SRは僅かな差ですが、しっかり艇をスピードに乗せて走らせる選手が多くなり、タイム計測をしていたこともあってか、より艇のスピードを意識したトレーニングができ、乗艇後には、美味しい豚汁をいただきました。

午後モーションでは、午前のB2トレーニングの計測結果をベースに男女4グループずつ、計8グループの編成を作り、各ブロックの強化委員の先生方が指導担当についてトレーニングを行いました。昨日の午後モーションからのフィンガーターン、そこに向けてのフィニッシュ周りの確認を中心にしたtechnical drill含め90分間のB1トレーニングを行いました。ブレードをスクエアにして、水を壊さないように押し切る事ができない選手が多く、明日からのポイントになりそうです。

12月競技者育成プログラムに基づく高校生対象の有望競技者発掘育成合宿②

12/23(土) 合宿2日目

午前モーションでは、大林コーチから『ローイングはバランスのスポーツである』とお話があり、陸上でオールを使ったレクチャーをしたのちに出艇し、フォワードフェーズでブレードを擦らない状態で、意図的に船を揺らす(傾ける)、揺らさないの確認をしながらB1トレーニング(トータル18km)を行いました。直線で最長5km漕ぐ事ができる本明川で3kmを周回し、安定したコンディションの中で練習ができました。

午後モーションは、出艇前にフィンガーターンについてのレクチャーを大林コーチからしていただき、少し風があり水面は穏やかではありませんでしたが、水上では90分間でフィンガーターンを意識してB1トレーニングを行いました。

本日はギザビエ氏にも練習を見てもらいました。

12月競技者育成プログラムに基づく高校生対象の有望競技者発掘育成合宿①

本日より、長崎県諫早市本明川(来年のインターハイの会場)にて、合宿がスタートしました。

怪我やインフルエンザによる欠席者も出てしまいましたが、全国から男女19人ずつ、計38人が集まりました。昼過ぎにチョープロ艇庫に集合し、合宿の意味やスタッフの紹介などを行い、リギングチェック、コースの確認を含め、シングルスカルで12キロ程度のB1トレーニングを行いました。

時より雪が舞う厳しい寒さの中ですが、明日からの本格的なトレーニングに向けて準備万端です。

※今年度も長崎県ボート協会やチョープロさま、九州ブロック高体連ボート専門部の先生方、TOSS INTERNATIONALさまをはじめ多くの皆さまのご協力のもと、合宿をやらせていただいております。関係の皆さまに感謝申し上げます。

アジアジュニア2023タイ⑦

12/17日(日)
本日のU19アジアJr. 日本選手団の報告をいたします。

レース最終日をむかえました。気温34℃!これまでで1番の暑さを感じます。
本日の出場Crewは、JW1×・JW2×・JM4×の3Crewです!
各Crewが金メダルをめざし、Last Raceに挑みました!!

JW1× Semi Final
午前中、Semi Finalに挑みました!
中盤まで4艇が並び、激しく競り合い後半へ突入。
ベトナムとタイが先行し、日本の飯塚と6レーンのイランが1、2艇身ほど後方より追いかける展開となりました。最後まで果敢に攻めましたが、途中で抜け出したイランを捕まえることが出来ず、結果4着で午後のFinal B(7~12位決定戦)への進出となりました。
午後は、日本の飯塚の1人舞台です!スタートから飛び出し、最後まで後続にトップを譲ることなく1着でゴール!総合7位です!

JM4× Final A
昨年に引き続き金メダル獲得をめざし、JM4×Crewが一致団結します!スタートから、すべての艇(ウズベキスタン、台北、タイ、韓国、カザフスタン)に先行される苦しい展開ですが、Crewは冷静に淡々と艇を滑らせます。
中盤から後半にかけ、どんどん加速し、前を行く各crewを次々に抜き去り後半へ。Last Quarter、日本の4人は、持てる力をすべて出し尽くし、台北を猛追しましたが、あと一歩及ばず2着でゴールラインに飛び込みました!
気力も、体力も技術も、そして彼らやそこに関わるすべての人の思い等、すべてをそこに結集して、漕ぎきりました!堂々の銀メダル獲得です!!

JW2× Final A
スタートよりウズベキスタンが猛ダッシュで飛び出します。それを日本と中国が追い掛ける展開です。
中盤より、ベトナム、イランが猛追してきました。
1,500m通過時には、中国がトップに立ち、次いでウズベキスタン、その後方、約1艇身ほどで日本、イラン、ベトナムが3位争いはし烈を期しています。
イランが前に出るものの、ゴール直前で、ベトナムがかわし、それに次いで日本が4着でフィニッシュラインを通過しました。
惜しくも表彰台までは届きませんでしたが、2年生コンビ、堂々の4着
でゴールしております!

本日も現地タイへ、そして、日本からのたくさんの応援、本当にありがとうございました!感謝申し上げます。大会は本日を持ちまして終了となります。
アジアで常に頂点に立つことの大変さを改めて感じる大会でしたが、今年のU19選手の成長を肌で感じることも出来ました。彼ら、彼女らが、何年後か、日本のローイングを背負い、今回、金メダルまで、あと一歩届かなかった思いを胸に、今後もアジアの頂点、そして、世界で戦えるJAPAN ROWING の構築に寄与する選手たちになると信じて結びといたします。
日本からの熱い応援、ありがとうございました!!

アジアジュニア2023タイ⑥−2

12/16日(土)
本日のU19アジアJr. 日本選手団の報告をいたします。
本日も気温34℃と、ボート会場もヒートアップしております!
さて、本日のJAPAN TEAMの出場Crewは、JM2×・JW4×が、Final Aに挑みました!

午前
JM2×
午前中、JM2×が、Semi Finalに挑みました!
中盤以降、ウズベキスタンが先行し、それを中国、日本、香港が追いかける展開でしたが、最後まで3着以内をキープ。結果3着で、午後のFinal Aに進出しました。

午後
JM2× Final A
スタートから、ウズベキスタン、台北、中国、ベトナムに先行される苦しい展開が続きます。
1,000m通過を3:19前後で通過し、後半、どんどん追い上げましたが、あと一歩及ばず、4着でゴールラインを通過しました。

JW4× Final A
ベトナム、台北、日本、ウズベキスタンの4艇が、前半から激しく競り合います。
1,000m付近より、徐々にベトナムに続き日本も加速していきます。後半、最後の力をふり絞り、前を行くベトナムを追い掛けますが、そのまま2着でゴール!
銀メダルを獲得しております!

現地タイへも、たくさんの方々が日本から応援に駆けつけてくれました!感謝申し上げます。
明日は、JM4×、JW2×、JW1×がFinal Aに挑みます!アジアの頂点を目指し、全力で挑みます!
日本からの熱い応援よろしくお願いいたします!